ブログで稼ぐなんて胡散臭いとか怪しいとかいうイメージが強いかもしれません。
実際にブログを書いている人でさえ「広告を貼ってたら自動的に稼げる」と本気で信じている人がいます。
今から書くのは、
ブログを書く人がお金を稼ぐために使っている9つの方法
です。
つまり、ブロガーになりたいなら最低限知っておきたいマネタイズの方法。
これさえ読めば、ブログで稼ぐ方法をあなたも1から実践できるように、「分かりやすく」「キレイに」まとめました。
Contents
1.Googleアドセンス
誰でも簡単に稼げる一番有名な方法がこれ。
ブログに広告の枠を準備するだけでGoogle神がユーザーの興味関心のある広告を自動で表示してくれます。
ユーザーが広告に興味をもってクリックした時点で報酬が確定することになってます。
アドセンスのメリット
・どんなことをブログに書いていても収益につながる。
・読者が商品を買わなくてもクリックだけで収益になる。
・広告枠を作るだけで良いので10分あれば作業が終わる。
アドセンスのデメリット
・審査に通らないと広告枠が貰えない。
・ポリシーに違反した記事を書くと広告が止められる。
・単価が1クリック20円から100円程度。
広告枠を貰うためにはまずブログを審査に出さないといけないのですが、これが初心者最大の壁。めっちゃ落ちる。
何回でも申請を出せるので諦めずにブログの質を上げてGoogle神が
と言えば、合格。
ところが、審査に通過してもアドセンスポリシーに違反したら広告が止められて収益が止まる。これが第二の壁。ペナルティと言ったりします。
えっちいワードとか刺激的な言葉をブログで使うとダメらしいので記事を書くときには常に気を回さないといけないです。ま、普通にしていたら大丈夫。
ペナルティを受けたら該当記事を削除して、再申請。ペナルティが取り消されればまた広告が戻ってくるのでそこまで気に病むことはないんですけど。
それから、アドセンスだけで月100万円は個人では厳しいっす。アドセンスで目指すは一年で月5万円レベルと言われています。
月100万円アドセンスだけで稼いでいるアドセンス超人はいますけど、5年はかかるでしょうね。頑張りましょう。
2.Amazonや楽天の商品レビュー
商品をレビューして商品リンクを貼る。
↓↓↓ ↓↓↓
そのリンクから読者が商品を買う。
読者が商品を買って初めて収益となる成果報酬型のアフィリエイトです。
↑こういうの。
成果報酬型アフィリエイトのメリット
・購入商品の1%~10%程度の報酬になるので単価が高い。
・自分が使ったものをレビュー出来るから書きやすい。
・月10万円プレーヤーが多いのはこのタイプのアフィリエイト。
例えば、1000円のものが売れたら10円~100円です。でも、家電とかになると10万円以上するものも多いのでそういうものを狙えば一件1000円~1万円にもなります。
高い商品をレビューすれば比較的早く、月10万円稼げるようになります。
成果報酬型アフィリエイトのデメリット
・成果が発生するにはライティングのスキルが必要。
・有名どころ(高単価など)はすでにレッドオーシャン。
・稼げない人は全く稼げない。
読者に「コレ、欲しい!」と思わせなければ買ってくれません。買ってくれないとクリックで終われば成果にならないのでライティングのスキルが必要です。
稼げない人は1円も稼げません。初心者はだいたいこれで諦めます。
高単価商品などは稼げるのでめちゃくちゃライバルがいます。レッドオーシャンすぎて最初は歯が立ちません。
なんやかんや、根気がいるアフィリエイトですね。
3.同種商品の比較アフィリエイト
ほとんど上と同じなんですけど、レビューではなくて「比較」というジャンルです。
【初心者向け】Bluetoothイヤホンのおすすめベスト5
こんなタイトルの記事はだいたいこれです。
商品を買うとき「他にもいいものはないんかな?」と考える人って多いです。
例えば、Bluetoothイヤホンを探しているとして、「これ使ってみたけどめっちゃおすすめやで」って言われたほうが嬉しい人と、「5000円くらいで買えるものワイが5つ選んだからここから選んだら間違いないで」って言われたほうが嬉しい人がいます。
この違いが分かりますか?なんとなく?
比較して選びたい人をターゲットにして、先に比較して「最も自分に合っている商品をユーザーの側に選ばせる」って方法ですね。
レビューのデメリットを補う要素がたくさんあるから、上手い人はレビューと比較を組み合わせて使ってます。
比較タイプのメリット
・その商品を使ってなくても書ける。
・検索ボリュームが大きい。
・色んな人に売れやすい。
レビューじゃないのでその商品のジャンルに詳しければ、その商品自体を買っていなくても書くことが出来ます。
「Bluetoothイヤホン おすすめ」とかで検索して出てくるのは、ほぼ比較記事なので上位表示されればそれだけで何万~何十万円と稼げます。
1つの商品だけを紹介するレビューだと、バッチリ合った読者しか買ってくれませんが、比較記事は「読者に買いたいものを選ばせる」ので、いろんな人に売れたりします。
比較タイプのデメリット
・法人が参入してきて辛い。
・そのジャンルに系統的に詳しくないと書けない。
価格ドットコムとかも比較サイトですけど、上場企業ですよね。
稼げる分、法人がマンパワーを使ってきます。個人は大手が狙わない穴を狙っていかないと上位表示が難しいですね。
それに、にわかが書いているとバレやすいのもこの比較タイプです。
比較するということは、それぞれの違いをはっきり分けて「こういう人にはコレ!」と言い切れるほど詳しくないと読者は「結局どれを買えばええんや~」と感じて、別のブログへ逃げてしまいます。
これも根気がいるアフィリエイトですね。というか、アフィリエイトは根気がいるものです。
4.アプリアフィリエイト
ゲームアプリなどの紹介をするアフィリエイトです。
・GAMEFEET for web
・Smart-C
有名どころだとこんなカンジ。
アプリアフィリエイトのメリット
・高単価。
・無料のアプリダウンロードで報酬が貰える。
無料のゲームアプリをダウンロードしてもらうだけで報酬がもらえます。読者がお金を払わなくていい分、成果に繋がりやすいです。
しかも、1件200円~1000円という高単価っぷり。スマホゲーム産業がこれから広がっていくことも考えると可能性は大きいですね。
アプリアフィリエイトのデメリット
・終了案件の入れ替わりが早い。
・毎回審査がある。
・ブログのジャンルによっては難しい。
一ヶ月でアプリの報酬が終了することも結構あるので、そうなったら広告を変えないといけません。かなりの頻度で記事の書き直しをしなければいけなかったりします。
それに広告をもらうのに毎回審査がありますし、高単価のアプリ広告は落ちることも多いです。小さいことですけど、結構毎回申請するのがメンドクサイ。
さらに、ゲームアプリをレビューする方法では稼げる未来が見えないので
英語学習者が絶対に入れておきたいアプリ10選
というカンジの記事を書くことになるでしょう。
この場合は英語系のブログのほうがいいですから、ジャンルを選びますね。
5.情報商材の販売
ノウハウや情報を電子書籍や動画にして販売する方法です。
BASEやnoteというサービスを使えば今日から売れます。
情報商材のメリット
・ランニングコストがかからない。
・価格設定が自分で決められる。
・自分の知識が売れる。
自分がやってきたことをまとめて書くだけで売れます。
例えば、私が
初心者がたった2ヵ月で月1万円の収益が出るブログを構築する方法
という電子書籍を書いて\500-で売れば、今日からこの書籍がずっと稼いでくれます。
情報商材のデメリット
・寄せ集めの知識の集合体になりがち。
・誰かの知識の下位互換版になりがち。
にわかが書いた情報商材はこんなカンジです。
初心者がたった2ヵ月で月1万円の収益が出るブログを構築する方法
というタイトルだけ見ても中身がどんなに良いものなのかはわかりませんからね。ちなみに、この中身はまだありませんし。
6.オプトインアフィリエイト
LINE@やメルマガを紹介して稼ぐアフィリエイトです。
有名どころだと
・川島和正アフィリエイトセンター
・GRASPアフィリエイトセンター(だいぽん)
・NEXT GENERATIONアフィリエイトセンター
があります。
こういう人たちは自分のノウハウを持っていて稼いでいる人なので、その商材を売るためにLINE@やメルマガに登録してもらうために、紹介した分の報酬が貰えます。
ですが、私はおすすめしません。
こういう人たちは情報商材で億を稼ぐプロです。
自分がこういう人達を紹介したせいで読者が10万円の商材を買ってしまった。
ということにもなりかねません。怖いね。
もちろん、商材が良いものであって自分がおすすめ出来るものなら構いませんが、なにも知らずに手当たり次第にオプトインしまくって信頼を失ったら人として終わりだと思いませんか?
だから私はおすすめしません。
やるなら、この人たちの商材を購入してから見極めてからやってください。
オプトインアフィリエイトのメリット
・無料登録で報酬が貰える。
・しかも高単価(800円~1000円)。
甘い蜜ですね。
オプトインアフィリエイトのデメリット
・紹介した人にプロが商材を売りつける。
これだけは意識しておかないといけないですね。ちゃんとこのリスクを把握しているならオプトインアフィリエイトもダメとは言いません。
7.ブログコンサル・オンラインサロン
月額2000円~1万円とかでブログを教える方法です。
ブロガー界隈にはこういうサロンってめちゃくちゃ多いです。
・イケハヤの「ブロガーズギルド」
・はあちゅうの「はあちゅうサロン」
・八木仁平の「ブログカレッジ」
有名どころだとこんなカンジ。
コンサル・サロンのメリット
・毎月収入が固定で入ってくる安定感。
・コミュニティが広がれば出来ることも多い。
・教えられる情報がケタ違いに多い。
・新しい出会いが横にも繋がりやすい。
広告収入ではないので毎月の収入が固定で入ってくるのが一番のメリットであり、運営側からすれば安心ポイントでもあります。
サロンに入る側も切磋琢磨できる環境が手に入るのでお互いにメリットがあるとも言えます。
ユーザーと濃い関係が作れるので、一人ひとりに合わせて情報提供が出来ますし、レスポンスも早いです。
横展開して新しい出会いが出来たり、うまくいけばメリットも大きいと思います。
コンサル・サロンのデメリット
・コミュニティの運営という労働になる。
・向いてない人には向いてない。
・アンチが多くて叩かれる。
コミュニティーを作るのは一種のセンスなので、ある意味連続した労働になりますし、向いてない人にはとことん向いてないでしょうね。これで運営を辞める人も多いですし、入ってくれた人が「合ってなかったな」となることもあります。
それだけならいいですけど、「オンラインサロンは宗教だ!」と言われやすいです。
しかもそういうネタは注目を集めやすいのでバズります。
既にアンチが多いので心臓が弱い人には向いてません。
8.企業案件・特単広告
企業から直接「うちの広告貼らせてもらえへん?」とオファーが来ることがあります。
運営半年以上で1万~5万PVほどあれば月に1,2件のメールが来ることもしばしば。
広告枠としてブログの一箇所を提供することで月10万円程度の広告料を貰えたり。そこまでいかなくてもASPより高単価の案件を貰えたり商品提供してもらえたりします。
特にデメリットがあるわけではないので、もし案件を頂けるようになれば万々歳ですね。
9.ブログサイト売却
特に優秀なブログ(メディア)は企業から売却(バイアウト)のオファーが来ることがあります。
ブログ事業がある程度、軌道に乗ってくると毎月30万~100万くらいの安定した広告収入が稼げるようになります。
そこで、「この権利をすべて売ってください」というのがブログサイト売却です。
サーバ・ドメイン・記事のすべての権利を譲渡する代わりに見込み額が支払われます。
ブログサイト売却のメリット
・一度に大金が手に入る。
・別の事業を始めることが出来る。
・キャリアとして一流のブロガー。
売却価格は最低でもブログ収入の1年分くらいが見込まれます。
つまり月30万円稼げるブログサイトであれば
30万円×12ヶ月=360万円
これっくらいで売却できるので一撃の威力はハンパないですね。
これを原資として、新しい事業を始めることも出来るのでブロガーとしては「一区切り」になります。
「ブログサイト売却」となればキャリアとしても
となる。
ブログサイト売却のデメリット
・毎月の定期収入は無くなる。
・売却価格は相談次第で良くも悪くもなる。
・売れないブログのジャンルもある。
当たり前ですけど、売った瞬間から広告収入は相手のものなので定期収入は無くなります。
売った後でめちゃめちゃサイトが注目されて広告収入が何倍にもなるかもしれません。そういうものに相手方は投資したいわけですから、ここら辺の見極めが大事ですね。
相手方は「なるべく安く買いたたきたい!」
自分は「なるべく高く売り払いたい!」
と思うわけなので、交渉は強気で行きましょう。
中には1億円で売れた、という報告もあります。
それからあまりに個人を押し出したブログは売れないので、最初からブログサイト売却が目標なら買われやすいブログ運営を目指さないといけません。
まとめ|知っていることと出来ていることは違う
私が知っているブログを使った稼ぎ方はこれで”すべて”紹介しました。
ブロガーを知らない人の一番の勘違いは「ブログは面白くないと稼げない」ということだと私は思います。
ブログに商品としての価値があるから稼げるブロガーが存在するわけではありません。
商品が別にあって、ブログはただの「広告媒体」です。
つまりAmazonの商品が売れるから報酬が貰えるのであって、レビュー記事は「広告」でしかありません。
ブログがめちゃめちゃ面白いから人が集まる、というのも無くはないですけど。商品を買いたい人にその商品の情報を分かりやすく伝えてくれるから人が集まるんです。
ブログは商品ではなく、広告です。
と、まあ、この記事を読んできたあなたならこの意味が理解できているでしょう。
ですが、知っていることと出来ていることは違います。「へえ、こうやって稼いでるんだ」と思ったら実践しないと1円も稼げません。
ところがところが、「出来る」の前には「知る」という段階がありますからね。
知らないことは出来ません。励みませ。
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